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JAPANを支えるカギ

JAPANの目指すラグビーのとらえ方

コンテスト局面で遅れをとらないように格闘技的要素を重要視するとともに、ラグビーが球技であるという視点を明確に持つ。知の体力も含めた驚異的なフィットネスによって展開されるラグビーを目指す。

 

ポジションの決定と変更

オールラウンドな能力をプレーヤーに身に付けさせることは、プレーヤーの将来性を向上させるためには欠かせない要素である。したがって、特に、ジュニア期においては、早期にポジションを固定せず、プレーヤーたちが、さまざまなポジション特性を経験し、多様なスキルを獲得する機会を、コーチは保護する必要がある。プレーヤー自身にポジションを決めさせ、練習や試合を行わせるような工夫が求められる。また、育成年代の初めの頃(15歳~17歳)には、プレーヤーの特徴を最大限に活かすためのポジションの変更なども重要視すべきである。チーム事情もさることながら、プレーヤー個々人の将来性を重要視した指導は、国際舞台で活躍できるプレーヤーを育てるための重要なカギとなる。

 

判断力と想像力を育てるためのカギ

・判断力のカギとなる「ゲームの理解」について、レベルに応じた指導を行なう。

・判断の要素となる良い習慣を身につけさせる。

・良質のゲームを見せる。

・個の判断を尊重し、失敗の中から正しい判断を自ら学び取る環境を大切にする。

・判断における選択肢を増やすトレーニングも必要ではあるが、同時に一つに絞るトレーニングも重要である。

・Q&Aでコーチングを進め、プレーヤーが自ら正しい答えを出せるようにコーチは質問を繰り返す。

・オーバーコーチングはさける。

 

フィットネスとコンディショニングの向上のためのカギ

世界のレベルで安全かつ逞しくプレーできるフィットネスや、常に試合でベストパフォーマンスを発揮できる能力を、自ら身につけ、ゲームで発揮できるよう指導する。プレーヤーの自己教育力や自立性を高いレベルで身につけるためには、適切な情報提供を含めたフィールド外での指導も重要となる。

 

 

国際性と社会性を育てるカギ

・アフターマッチファンクションに代表されるような場を大切にし、そこでのマナー等、立ち振る舞いについて適切な指導をする。

・「ノーサイドの精神」や「レフリーを尊重する精神」といったラグビーが培ってきた固有の精神を伝えていく。

 

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